京都研修旅行

9月13日から15日までの3日間、恒例の京都研修旅行に行ってきました。今年度は集中講義(長期休暇中の数日間にまとめて15回の授業が行われる)と日程が重なったため、参加者は6人だけでした。例年は貸し切りバスを利用している移動も、公共交通機関となったため、交通の便のよい京都市内を中心に回りました。ちなみに、徒歩での移動が多かった1日目、万歩計は22000歩を指していました…
チケット・パンフレット色々。左から3枚目、慈照寺(銀閣寺)のものは家内安全と開運招福の御札になっています。
紅葉の季節にはまだまだ早い京都ですが、世界遺産の寺院は修学旅行の中学生や観光客でごった返していました。特に、海外からの旅行客が多く、宿泊したホテルでも日本語はあまり聞こえず、英語や中国語、フランス語などが飛び交っていました。

残念ながら遠方に足を運ぶことはできませんでしたが、例年は展示替えの期間中で休館している京都国立博物館を見学することができました。天気予報では雨が心配されましたが、本降りになることはなく、全日程を無事に終えることができました。





日本人なら誰もが知っている(?)あの建物。慈照寺と清水寺はあまりにメジャーなので、かえって行く機会がなかったという人もいました。銀色だったと思っている人もいるかも知れませんが、黒漆と彩色による装飾だったことが分かっています。右が当初の様子の再現。

広島市の平和公園からはるばる京都にやって来た被爆アオギリ。慈照寺の高台から見ることができます。

平安神宮に復元された応天門。


移動中に見つけた飴屋の看板。

こちらも知る人ぞ知る清水の舞台。清水寺は400年前の屏風絵などにも描かれていまがすぐに見つけることが出来ます。
ヨーロッパのお城…ではなく明治時代に立てられた京都国立博物館。現在は修復と調査の途中なので、中に入ることはできません。
展示が行われているのはこちらの平成知新館。現在、博物館が建っている場所は、豊臣秀吉の創建による方広寺の敷地の一部で、発掘調査によって判明した建物の柱の位置が右の写真のように示されています。
 

 嵐山にある天龍寺の庭園。ちょうど、池の鯉を鷺が捕まえたところで、大勢の観光客から歓声があがっていました。

今回最後の見学先は大覚寺。歴史や建物、庭園の素晴しさはもちろんですが、「大覚寺カフェ」の動画「Rock in大覚寺」のインパクトが全てを持っていってしまいました…(大覚寺のHPで探してみて下さい)



















中国留学組の壮行会!

清水です。

この夏、清水ゼミの3年生2人が留学のため中国に向かいました。一人は北京の首都師範大学に半年間、もう一人は貴州の貴州師範大学に一年間滞在し、留学生活を送ることになります。

…といっても、2人ともすでに現地で生活を始めております。現地で生活を始めるとなると、最初は色々と大変ですが、少しずつ慣れてくれば快適で楽しい生活になるでしょう(多分)。どれだけ成長して帰ってくるか、今から楽しみです。

実は7月末、そんな留学組を激励して送り出す会-壮行会-が行われました。清水ゼミに所属する3年生は、留学生2人、日本人学生2人の計4名なのですが、今回はこの日本人学生2人が留学に行くことになったわけです。そこで、私の方から留学生2人に壮行会の企画をお願いしました。

送り出される学生もにこやか
日本語の勉強も兼ねて司会進行がんばります
日本で「壮行会」というと、なんとなく、送り出す側と送り出される側の挨拶-「がんばってきてね!」「うん、がんばってくるよ!」-を交わし、談笑したり、時には立食したりするという、少しゆるい雰囲気のものをイメージしますが、今回の企画は違いました



留学生の2人は本当に頑張って準備をしてくれたんですね(写真の風船やプレートはすべて留学生たちによるもの)。熱烈なメッセージが並ぶ壮行会になりましたよ。歌あり、笑いありのアットホームな会で、留学組には渡航前に良い意味での異文化体験になったと思います! 他ゼミの留学生も写真撮影のために来てくれました。ありがとう!

手に持っているのは賞状カード。それぞれのあだ名が中国語で書かれています
そういえば、プログラムの中に留学生2人からの「挑戦状」というものがありました。

「2人が帰国後、留学生組と日本人学生組とで、それぞれ日本語と中国語がどれだけレベルアップしているか勝負!ジャッジは清水先生。負けたチームがみんなにご馳走すること!」

だそうです。受けて立つしかないですよね。 留学組は今週から授業が始まっています。授業は全て中国語で行われますから、きっと中国語のレベルもアップすることでしょう。