「文化フォーラム 2014」第3回、盛況に終了

第3回 O・ヘンリーとすてきな「贈り物」
2014年10月12日(日)14:00~16:00
講師:本田良平(福山平成大学 経営学部 講師)                                                       

福山大学 人間文化学部人間文化学科主催「文化フォーラム 2014」(全5回)「アメリカ文学はなぜおもしろいのか」の第3回がふくやま文学館にて無事終了いたしました。参加人数は、またもや連休の中日で、しかも台風19号接近中にもかかわらず、22名(一般の皆様17名、学生2名、教員3名)でした。

第3回(2014年10月12日日曜日、14:00〜16:00)の今回は、福山平成大学の本田良平先生が「O. ヘンリーとすてきな「贈り物」」というタイトルで、O. ヘンリーの「賢者の贈り物」(The Gift of Magi)を英語で少しずつ精読しながら解説されました。様々な既訳を参照しつつ、それぞれの訳者の苦労にも思いを馳せる翻訳論でもあり、翻訳だけではわからない英語の技法を分析しながらのO. ヘンリー文体論でもありました。

第3回フォーラム
                                                                     

90分間熱心に人柄溢れる講演をして頂いたので、質疑応答に当てる時間が少なくなったのが残念でしたが、発表ハンドアウトに先生のメールアドレスがありましたのでお気軽にご質問いただければと思います。毎回、しかも強引な日程にもかかわらずお越しいただきました皆様に深く感謝致しております。

今年度は、残り2回となりましたが、是非多くの方々にお越し頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(福山大学 人間文化学部 准教授 重迫隆司)

「文化フォーラム 2014」第2回、盛況に終了

第2回 エミリー・ディキンスンと音・色
2014年7月20日(日)14:00~16:00講師:重迫隆司(福山大学 人間文化学部 准教授)

エミリー・ディキンスンの詩にはタイトルがありません。それは、生前詩を出版することを拒んだ彼女が、ファシクルと呼ばれる自ら清書した冊子から、自分の詩を親しい人々への手紙の中で送っていたことと関係するかもしれません。

今回は、そんな手紙の中で彼女がタイトルを明かしている有名な詩(A Route of Evanescence / 1489/ J1463)を取り上げ、音と色の表現に注目しながら、ディキンスンの詩を読むおもしろさをご紹介してみたいと思います。

福山大学 人間文化学部人間文化学科主催「文化フォーラム 2014」(全5回)「アメリカ文学はなぜおもしろいのか」の第2回がふくやま文学館にて無事終了いたしました。参加人数は、連休の中日でもあったため、前回よりは少なく23名(一般の皆様15名、学生3名、教員5名)でした。

第2回(2014年7月20日日曜日、14:00〜16:00)の今回は、本学部准教授の私が「エミリー・ディキンスンと音・色」というタイトルで、詩にタイトルをつけないディキンスンが珍しく “Humming Bird” とタイトルのように言及している、有名な8行の詩、 “A Route of Evanescence” (1489/ J1463)を英語で精読し、解釈を示した上で、拙訳を提出いたしました。 90分間熱心に発表をお聴き頂いた上、質疑応答に当てていた最後の30分間にも、発表者にも参考になるご質問やコメント等をたくさん頂き、ありがたい限りでありました。人生経験を積まれた方々の文学や詩に対する真剣な姿勢には多いに学ぶべきところがあり感謝いたしております。

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次回以降も、魅力的な講演が続きますので、是非多くの方々にお越し頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
(福山大学人間文化学部 准教授 重迫隆司)

「文化フォーラム 2014」第1回、盛況に終了

第1回 マーク・トゥエインとアメリカ文学の新生 
2014年5月17日(土)10:30~12:00
講師:田中久男(福山大学 人間文化学部 客員教授)

合衆国の西部ミズーリ州出身のトウェインは、アメリカ文学のリンカーンと呼ばれますが、彼の登場によって、それまでのアメリカ文学の風景が一変しました。その変化の一つは、日常使われる粗野だが、元気のいい野性的な言葉が、現実を生き生きと描く方法を切り拓いたのです。もう一つは、ハックという社会のはみ出し者の野性児の目から、社会のゆがみや矛盾を批判する方法を生み出したのです。つまり、子どもの目の発見です。これによってトウェインは、仮面という大切な文学的武器を手に入れ、想像力を広げることができました。

福山大学 人間文化学部人間文化学科主催 「文化フォーラム 2014」(全5 回)「アメリカ文学はなぜおもしろいのか」の第1回が、盛況に終了いたしました。                                            
参加人数は、ふくやま文学館の落ち着いたセミナー室(定員30名)にちょうど良い35名(一般の皆様24名、学生6名、教員5名)でした。                                                                           
2014年5月17日土曜日、10:30から始まった、第1回は、本学部客員教授(広島大学名誉教授)田中久男先生による、「マーク・トウェインとアメリカ文学の新生―アメリカ人の西進衝動との照応―」でした。                                                                                                              
ジョン・ギャストの有名な絵画「アメリカの進歩」(1872)の読観解きから始まり、アメリカの地図を確認しながら、マーク・トウェイン文学のおもしろさを明らかにしていくもので、先生の博識のみならず、その親しみ易い語り口に会場にいた皆様からは感動の声とともに笑い声も絶えないあっという間のひと時でした。
                                                                                      
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12時までの予定で、質疑応答の時間を15分間取っていたにもかかわらず、ご質問が絶えず、次の予定のため会場を空けなければならないギリギリの時間迄田中先生は会場の皆様に丁寧にご説明されていました。
今回のフォーラムの他の後援者は皆、大学、大学院時代に田中先生に学んだものです。次回以降もがんばって、皆様に「アメリカ文学のおもしろさ」を一生懸命お伝えしていく所存でありますので今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(福山大学 人間文化学部 准教授 重迫隆司)

社会人話し方講座 2014

2月18日に「社会人話し方講座」が開催されました。ここでは、企業実習(インターンシップ)に参加した学生2人の実習報告を紹介します。

社会人話し方講座について                                        

人間文化学科では、4年間の学びの中心に「言語運用能力の育成」を置いています。その実践活動の一つとして、2011年度から企業における営業や、接客、接遇のあり方に重点を置いた企業実習を実施してきました。2014年度は集中講義等との調整が難しく、実習に参加する事ができた学生は2名でしたが、企業の方々のご協力のもと、丁寧なご指導をいただき、大変貴重な経験をしました。

「社会人話し方講座」は実習の締めくくりであり、学生たちの体験の内容を学内の学生と教員に広く知ってもらうとともに、学生を受け入れてご指導下さった企業等の方々に社会での話し方について具体的なお話を伺い、企業と大学のコミュニケーションの場を開くためのものです。そして、何よりも、この会合を今後の学内の教育や学生の就職活動に活かすことが目的です。 

★学生による実習報告★

2年生 蔦功貴 君 (実習先:株式会社ロイヤルコーポレーション)

インターンシップでは毎朝の朝礼にも参加しました。朝礼では、業績の現状や目標を社員全員で確認し、共有する場になっていました。その後は、主にフロント業務や外回りの営業を体験しました。

社員の方に同行した営業では、訪問する場や相手によって話し方や話題が異なり、臨機応変なコミュニケーションが求められることが分かりました。例えば、相手が大学生である場合には、丁寧な話し方をすることはもちろんですが、同時に親しみがある話し方が求められるようです。また、初対面の方や面識を持って日が浅い方の場合には敬語を使い、親しくなってくるにつれ、少し打ち解けた話し方をするなど、相手との距離感が大事だと感じました。
インターンシップ01                
今回のインターンシップを通じて、営業の仕事には、お客様と直接話すことだけではなく、その前に入念な「下調べ」を行うことが求められること、日頃から様々な体験をすることで話題の引き出しを増やすことが必要であることが分かりました。

ロイヤルコーポレーションは、社内の雰囲気がとても良く、働いている人たちが楽しそうであるという点が印象に残りました。企業の方のサポートで、今後の就職活動に向けて、有益なインターンシップになったと思います。

2年生 神原彰乃 さん (実習先:福山ツーリスト)

今回のインターンシップでは、開店の手伝いや領収書の作成、切符の確認作業、外回りの営業など、様々な体験をさせていただきました。また、福山ツーリストに営業に来られた企業や団体の方の話を聞かせていただく機会もありました。特に外回りの営業では、9つもの会社に同行させていただき、旅行業だけではなく、様々な業種を知ることができたので得をしたように思います。

インターンシップ02
 印象的だったのは、電話での対応が多く、旅行業に特有の「業界用語」が使われていた点です。これは、聞き間違いによるミスが企業の信用に関わってくるので、それを防ぐための工夫とのことでした。また、切符の手配などは何人もの人が間違いのないように繰り返し確認しており、お客様からの信頼が第一であることが分かりました。

インターンシップを終え、就職活動や社会に出て行く際に重要と考えたのは次の三点です。まず、相手や場に合わせた適切な言葉遣いをすること。次に、良いことも悪いことも報告する・聞くことによって、不測の事態に備える、あるいは個人や企業の成長につなげることが求められていると感じました。最後に、社会に出てから求められる資格を学生の間に取得しておくことも必要だと思います。また、今回のインターンシップを通じて、一見すると業務とは関係のないような知識であっても、相手との話題づくりなどで役立つことがあることが分かり、見聞を広げることの重要性を感じました。

第7回「友だちにすすめたい本」フェア、啓文社コア福山西店にて開催中!

現在、「啓文社福山コア西店」において、コンクールの入賞者によってすすめられた本が展示されています。以前のお知らせでは「春休み中に」ということでしたが、予定を前倒しして展示コーナーが登場です!
    
画像を見ていただければわかりますが、いわゆる平積みのような状態でコーナーを設けています。昨年とは異なり、応募作品そのものの展示はありませんが、入賞者の名前はきちんと添えられています。

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自分の選んだ本が本屋さんに並ぶって、何だかワクワクしますよね。誰かが手に取ってレジに持っていく姿を見た日にゃ・・・

展示期間は2/12~3/15です。ぜひ足をお運びください!

第7回「友だちにすすめたい本」コンクール 結果発表!

本年度の応募総数は1031篇でした。たくさんのご応募ありがとうございました。
【  】内は受賞者の方が読まれた本の情報です。
興味のある作品を手にとって、読み終わったらまた次の人にすすめてみて下さい。


★最優秀賞★ 

杉原 茜さん(尾道高等学校 1年生)
【美嘉 『いちご水』】

☆優秀賞☆

横山 実歩さん(西条農業高等学校 1年生)                             
【湊かなえ 『告白』】                                               

脇岡 桃子さん(広島文教女子大学附属高等学校 2年生) 
【カーソン,R. 『沈黙の春』】

谷川 菜穂さん(広島文教女子大学附属高等学校 2年生)
【宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』】

☆佳作☆ 

坂上 ひかりさん(尾道商業高等学校 1年生)                             
【石井希尚 『明けない夜はない』】

岩井 響さん(尾道高等学校 1年生)                                  
【武者小路実篤 『友情』】                                           

武田 遥さん(尾道高等学校 1年生)                                   
【有川浩 『図書館戦争』】

山﨑 美玖さん(尾道高等学校 1年生)                                
【シンガー,P. 『あなたが救える命』】                                    

新川 莉奈さん(県立広島商業高等学校 1年生)                            
【野寺治孝・石井ゆかり 『いつか、晴れる日』】                              

松浦 志帆さん(西条農業高等学校 3年生)                              
【キャロル,L. 『不思議の国のアリス』】                                    

上田 萌夏さん(広島文教女子大学附属高等学校 2年生) 
【芥川龍之介 『桃太郎』】

福田 朱李さん(広島文教女子大学附属高等学校 1年生)                      
【有川浩 『阪急電車』】                                             

槇本 ひかるさん(広島文教女子大学附属高等学校 2年生)                    
【重松清 『きみの友だち』】

第7回「友だちにすすめたい本」コンクール 表彰式

去る1月24日(土)、宮地茂記念館にて、第7回「友だちにすすめたい本」コンクール表彰式が行われました。学校行事や部活の試合などと重なり、受賞者(13名)全員の出席は叶いませんでしたが、先生や保護者の方も含めて8名ご出席いただきました。

まず、西田学科長からのご挨拶。1000篇を超えるご応募をいただいたことへの感謝が述べられました。
 
友だち2014表彰式_その1

次に、メインイベントである賞状と副賞の授与。審査委員長である丹藤先生(本学教授)から、受賞者のみなさん一人一人に手渡されます。最優秀賞の杉原茜さん(尾道高等学校1年)には、トロフィーも授与されました。みなさん、嬉しさと恥ずかしさが入り混じったような表情が印象的でした。ちなみに副賞は図書カードです。

表彰式記念撮影

 続いて、審査員の先生方からご講評をいただきました。どの先生も(もちろん良い意味で)審査が難しかったとおっしゃっていました。岩崎文人先生(ふくやま文学館館長)と光原百合先生(尾道市立大学教授)からは、字数制限のある中で読み手に気持ちを伝えるポイントについてお話がありました。高校生よりも同伴された先生方がメモを多くとっていらした気がします。

丹藤先生と青木美保先生(本学教授)からは、今後のコンクールのあり方に関わる言及もありました。特に「コピペ」問題は、本コンクールのみならず、教育現場の大きな課題として取り組まねばならないと思います。

最後に、記念撮影。受賞者と審査員の先生方が一斉にフラッシュを浴びます。昨年同様、まるで何かの記者会見のようです。目線の配り方に戸惑うみなさん・・・。