清水です。
7/13に学科の3年生を対象とする「社会人話し方講座2016」が行われました。企業の方を迎えて、就職活動に向けて参考になることを話していただきます。
福山ツーリストの方には、「人文学と職業」というタイトルで講義をしていただきました(この方は、中国文学の専門ご出身で、中国語も話されます)。講義中は学生にもどんどん質問して答えさせる場面もありました。「おかゆと雑炊の違いは!?」「『ランド』のつく国を答えてみて!」などなど。質問の内容が、というよりは、「どのような質問にも何かしら答えなくてはならないのだ」ということを強調されていました。
(1)何かをきっちり学ぶ(という経験を積む)
(2)質問にはとにかく答える
ということを聞いて、とある学生のことを思い出しました。その学生は、2~3年生の時に中国語を集中して勉強し、見事HSK3級を取得。就職活動ではそのことをアピールしたようで、面接でも「中国語で何か話してみて」といわれたそうです。そこで、「私の名前は○○○○です。福山大学の学生です。どうぞよろしくお願いします。」とスラスラ話したのですね。面接官へのアピール大成功。
何でも良い、というとちょっと乱暴かもしれませんが、要はその「何か」に専一集中してきた、ということが本人の自信にもなり、結果就職活動にも生きてくるように思います。
次はロイヤルドライビングスクールの方による講義です。営業職を中心に、どのような評価体制をとっているのか、また成績の良い営業とそうではない営業との違いについて、具体的な事例をもとに詳しくお話してくださいました。特に営業さんは、その人の人柄で勝負する場面が多いのかな、と思いつつ、興味深く拝聴しました。
企業の方は、大学の教員とはまた異なる視点から学生に「学ぶこと」の重要性を伝えて下さったように思います。本当に、ありがとうございました!