2014年11月16日(日曜日)
講師:重迫和美(比治山大学 現代文化学部 教授)
福山大学 人間文化学部人間文化学科主催「文化フォーラム 2014」(全5回)「アメリカ文学はなぜおもしろいのか」の第5回がふくやま文学館にて無事終了いたしました。 参加人数は、前回同様、20名弱(一般の皆様8名、学生3名、教員7名)でした。
第5回(2014年11月16日日曜日、14:00〜16:00)の今回は、比治山大学・言語文化学科教授、重迫和美先生の「アメリカ文学史とフォークナー」というタイトルでの講演でした。まず、膨大な資料のコピーを用意され、戦前から現代迄の日本におけるアメリカ文学史(研究)の変遷をアメリカで出版された文学史の本の影響も考慮しながら、キャノン(正典)の変化を中心とした実証的なお話でした。そして、フォークナーの評価がどのように変わってきたかをアメリカ文学史の中に位置づけ、「アメリカ文学はなぜおもしろいのか」を語っていただきました。
全回参加して下さった方からも、また田中先生からも、今年度のフォーラム全体を総括するコメントを頂き、全5回のフォーラムを締めくくるにふさわしい機会になったと思います。今回もお越しいただきました皆様に深く感謝致しております。
来年度は、日本文学を中心に皆様にご満足いただける文化フォーラムの開催を企画中ですのでご期待下さい。どうもありがとうございました。
(福山大学 人間文化学部 准教授 重迫隆司)